いつか誰かと交換日記!?


優勝~喜びの裏に~

b0064943_8574478.jpg

(後列左からGK野崎君、西村さん、ドツキ 
 前列左から たかしさん、僕、寺)


「うちのチームは初出場だったんでまだまだ上手くなりますよ
今度やるときはもっと上手くなってるんで覚悟しといてくださいね」

帝亜羅 飯川恭弘

先日こんなメールを頂いた。
自然とあの熱い戦いを思い出す

そう、それは6/5の出来事である

× 1-3
○ 3-1
△ 3-3
○ 2-0
予選リーグ 2勝1敗1分け 勝ち点7 得失点+3 2位通過
決勝戦
○ 3-2
東京フットサルクラブ東陽町コートビギナークラス 優勝
獲得賞金5千円
8/28開催のビギナーチャンピオンシップ大会出場権獲得
b0064943_8574443.jpg


3度目の挑戦にして念願の優勝である
ここまで時間がかかるとは思わなかった
「いいサッカーはしている、だけど結果がついてこない」
正直、辛い日々だった

実をいうと今回の大会参加は予定していたものではなかった
その日10時~12時で4チーム対抗の練習試合をしていたが
少し物足りなかった為、あと一時間延長の申し込みをしたところ
コート一時間は空いていないが、大会なら参加できるとの返答で
それならばと急遽出場したのである

いくら物足りなかったとはいえ既に2時間はプレーしている
しかも人数も7人しかいない。
体力的にきついことは目に見えていた
しかし、いつまでも勝てない悔しさを胸に抱え込んで日々過ごすことに
嫌気を覚えていたのだ

今考えると、気持ちのどこかに負けても致し方ないといった
半ば逃げ口を持っていたのが逆に気持ちにゆとりをもたせたのではないか
b0064943_8574475.jpg


とは言っても優勝までの道のりは決して簡単なものではなかった
当日の試合を見れば誰しも興奮せずにはいられない
そんなドラマチックな試合を僕らは繰り広げていた

第一試合目、前回欠場の西村さんが先制点を決める
試合の流れもうちのペース
ほぼ勝利を確信していた矢先に僕らを谷底に突き落とす結果が待っていた
その日最高の連携を見せていたチームのパスワークに少し酔っていたのか
あまりにもダイレクトにつないでいたボールが、ひとつのミスで相手側に渡り
同点にされてしまう。

そこからだった。
緊張の糸が切れた
それまでのチームが嘘のように崩壊してしまい、気づけば1-3で敗退してしまう

第二試合目、前の試合を引きづるように先制を許す
いつもと同じ流れ、敗退の二文字が頭をよぎる
b0064943_8574435.jpg


その日の僕は、それまで全くいいところがなかった
ボールが足につかず、思うように体も反応しない
絶好の得点機もことごとく外す
練習試合でいくら良い動きを見せても大舞台で結果を残せない
勝負弱いストライカーは不要なだけなのである

一度狂ったリズムを戻すには何が必要なんだろう
試合中そんなことを考えながらプレーしていた
色々考えることで、自ら集中力を欠かせていたのである

そんな折、寺から一本のキラーパスが僕の足元に通る
ただゴールに蹴りこむだけ
お膳立てのされたごっつあんゴールを決め同点に。
そこからチームに流れが出来、3-1で勝利する

第三戦にこの日一番と思われるチームと対戦。
終始リードをしながら終了間際に追いつかれ3-3の引き分け。
この試合を取っていれば予選突破を確実にしていたところに
スルリと勝ちを逃すあたりが勝ちきれないうちのチームの決定力不足を物語る
この試合によって、予選突破は最終戦に持ち越すことになった
現在3位。
ひとつ上の2位のチームが負けて、うちが勝利しなければ突破できない

サッカーは何が起こるか分からない

いま正に世界で繰り広げられているW杯予選だけをみても、
過去どれほどのチームが最終戦で歓喜の声を、または悲痛の叫びをあげただろう
日本だけをとってみても「ドーハの悲劇」、「ジョホールバルの歓喜」といった
天国と地獄その両方を見てきているのである

半ば諦めムードいっぱいで最終戦を待っていたところに
2位のチームが4位のチームに敗退したとの吉報が入る
計算すると、次戦2-0で勝てば自力で予選突破できる状態になったのだ

最終戦は自分たちとの戦いであった
相手は最下位が決定しているチームで実力の差もはっきりしていた
ただ、お約束の決定力不足。
何本シュートを打っただろう。
ことごとく外し、疲れも見え始め試合の三分の二が過ぎる
焦りもピークに達し正直諦めかけた矢先にドツキが1点を入れる
ようやくの号砲。
それまで外しのキングであり負けていれば間違いなくA級戦犯であったと思われる
ドツキも少しはやるもんだ、さすが高校サッカー部キャプテン!
これで息を吹き返したチームはその後も休まず攻め念願の2点目をゲット!

時計を見れば残り1分。
体力を失くしたメンバーがこのまま逃げの体制に入ってからの時間は
相当長いものだった。

ただそのきつい時間、僕の中にあった勝利への渇望は、ここ最近抱いた中で
一番強く執念深い気持ちであったように思える

実は第一試合で負けた後、ショックで諦めてしまっていた自分がいた
一人落ち込んでいた自分の精神的な弱さをこれでもかと思い知らされた
今までの大会ではそんな気持ちが反映してかズルズルと負けていった
しかし、そんなとき、他のメンバーは諦めていなかった
彼らに駆り立てられ今回の試合では
最終戦にして始めて、「諦めちゃいけない、諦めたら最後」という精神論を教わった

それは泥臭いもので、歳を重ねるとついつい軽んじてしまうような種のものだ
どこか、かっこつけていたのかもしれない
どこか熱くなれず、くすぶっているそれまでの自分がいた

b0064943_8574465.jpg

(今回MVPのイナジン 決勝ゴールも彼がとった。一人予定があり試合後の写真撮影は欠席)


勝手な自分の成長記のようで申し訳ないが、チームの勝利と共に
遅咲きながら精神的に一歩成長した気がする
大人になったなんて、そんな簡単な言葉では言い表せすことが出来ないモノ
皆で何かを成し遂げる為には何が必要か。。。そんな大切なモノを少し教えてもらった

前述したとおり、予選を劇的に突破したチームは決勝戦で
予選時に3-3で引き分けた相手を3-2で撃破。
チームを立ち上げた頃に目標としていたクラスでの優勝を成し遂げた

この試合の先制ゴールは、今まで練習した集大成ともいえるべきゴールを僕が決めた。
自分でも自画自賛できる、ミドルシュートを叩き込めた
今までモヤモヤしていた心のタガが外れた瞬間でもあった

この決勝戦での間、予選の最終戦で2位から3位に落ちたチームが
僕らの試合を見ていた。
僕らのチームの試合を見て、「うめえ、このチームのようにならなきゃ」
といった賞賛の声を漏らしていた
さっきまで、3位に落ちたショックからグラウンドの横で悔し涙をうかべ
壁をガンガンと殴りつけていたチームである

そして第一試合目に僕らが負けたチームでもあった
僕らの優勝を一番悔しい思いでみていたのは間違いなく彼らであろう

決勝の試合が終わるや否や彼らがぼくらのチームに近づいてきた
「今度、もう一度勝負してください。今日僕らが勝ったのはまぐれです。
次、対戦するときまでにもっともっと上手くなってきますから。」


聞けば高校生のチームだった
僕らを見つめた視線にはまっすぐモノを見つめる熱いものを感じた
負ければ悔しい
そんな当たり前のことを素直に吐き出したからこそ、壁を殴っていたのだ
僕らが彼らに負けたのはそんな気持ちの差だったのかもしれない

そして僕らが優勝できたのは、最後の最後に
彼らが持っていた熱い気持ちを取り戻せたからなのかも知れない。

勝負は時の運
その運を手繰り寄せる為には、まっすぐ突き進むことが一番の近道なのかな

僕らの戦いはこれで終わったわけではありません
8月に行われるチャンピオンシップに出るためこれまで以上に練習していかなきゃ。

「負けて当然 勝って偶然」
謙虚に前を見つめていくことが大事だということ、
そして時には我を忘れて突き進んでみること、
高校生達によって思い出させてくれたこのことを忘れずに。
[PR]
by ken-roku | 2005-06-15 08:57

<< 孤独という名の毒への対処法…      海の上のピアニストならぬ、、、 >>

次回出演 トーキョーお座敷レビューサルメ「センチメンタルジャーニー!!」10月12日~15日@築地ブディストホール ヨロシクです
by ken-roku
以前の記事
最新のトラックバック
Try the cla.
from Don't mess up!..
notebook com..
from notebook compu..
bahia principe
from bahia principe
blind deer h..
from blind deer hun..
url
from url
ducati.com
from ducati.com
bob could lo..
from bob could love..
alice dodd
from alice dodd
got it twisted
from got it twisted
born free mo..
from born free moto..
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧