前回のエッセイで
「恋愛マスター」になってやるなんて豪語してしてしまったばかりに
一応それなりに努力したほうがよかろうかと、やや後ろ向きな心意気ながら
先日の稽古場で映画話で盛り上がった際に評判よかった作品
「17歳のカルテ」と
「髪結いの亭主」早速チェックしてみました、、、
4本立てを一日に見てしまったからか、
話の起伏にさほど変化無いのがフランス映画の特色!
という学生時代から勝手に思い込んでいた印象は今回も結局ぬぐえなかった。
フランス映画って使われる音楽はいいなあといつも思うんですけど
きまぐれにSEXしてしまうことを表す言葉を
カジュアルセックスというらしい。
「17歳のカルテ」で教わった
ふーーーん、単語一個僕の引き出しに入りました!
やべえ、これしか頭に入らなかった・・・
「髪結いの亭主」に及べば、なんとなく見てしまい気づいたら
あなた あなたが死んだり 私に飽きる前に死ぬわ
優しさだけが残っても それでは満足できない
不幸よりも死を選ぶの
抱擁の温もりやあなたの香りや眼差し
キスを胸に死にます
あなががくれた幸せな日々と共に死んでいきます
息が止まるほど長いキスを贈るわ
愛してたの 貴方だけを
永遠に忘れないで
こんなことを残して髪結いの女性が川に飛び込んで死んでしまった
あっけにとられた、
確かに女の人の一途な心に羨ましくも思ったけど、突然すぎるよ!
亭主の踊りは面白かったなあ、そんなところに目は釘付けになり
またもや女心を理解するまでにいたらなかった
やっぱ、苦手なんだよ、こういう映画は!
気をとり直しゴダール監督の
「勝手にしやがれ」を深夜2時頃からみた
ジャン・ポール・ベルナンド渋いよ
ファッションがいい
僕もあの時代に生きていたほうが似合ってた
根拠も無くそう思った
話は
金と女と車をテーマに分かりやすい!
会話がお洒落だしさ
ミヤコの衣装を扱ってくれた
なっちゃんもジャン・ポール・ベルナンドの唇が好きらしい
こんな深夜にも関わらず即答で返ってきたメールにただならぬ映画好きを感じましたよ
モノクロ映画繋がりで世界3大気喜劇王の一人
ハロルドロイドの「豪勇ロイド」にも触手
昔NHK衛星放送でビルを上り下りするロイドを見て面白かった記憶があって
レンタルしたがタイトル間違えしてしまったみたいで、
調べてみるとその作品は
「要人無用」と判明
またレンタルに行こうっと。
ちなみに僕は世界3大喜劇王の中では
バスター・キートンが大好きなのである
何はともあれ、恋愛映画よりもクラシックなサイレントムービー系の映画に
心惹かれるのです、僕は。
夜更かしして分かったこと、、、
恋愛マスターへの道けわし