「
Number」という雑誌をご存知でしょうか?
男ならだれでも一度は目にしたことがあるのでは?
(一度も読んだことがないという方いましたら目にしてください・・・)
スポーツをただ見るだけではなく、それまでの歴史や背景まで遡り
一つの結果に到るまでの過程を掘り起こし、見ている側に
よりスポーツを楽しむことができる知識を・・・
(長くなりますからこの辺でやめておきます。)
まあ男って(男に限らないか・・・)
物事をよりドラマチックに
語りたがりな生き物なわけですよ
高校時代の同級生に
クラスきってのものしり博士、
はたまた
雑学王、
薀蓄王として僕の脳裏から離れない
男がいました、彼の名はT。
今おもえば卒業以来の10数年、僕の中では
「
彼に追いつけ、追い越せ~雑学王への道~」
そんな人生だったように思われます
「
長谷川」を平気で「
ナガタニガワ」なぞ読んでいた僕が
(永谷園のお茶漬け好きなため、間違えていたと思われます・・・)
雑学王を目指すとはお笑い種だ!と思う方沢山いるでしょう
僕自身最大のチャレンジでありました
桃栗三年柿八年・・・
ここ数年、少しづつ知識も増え、さまざまなジャンルの話題も
苦にすることなく話せるようになったかなと
(嘘です・・・苦手ジャンル沢山あります)
思えるようになった先日、そのTを含め同窓会を開きました。
(彼は昨年4月に一度ブログに登場してます
→
2005/4/16「想ひで」 4/18「後編」参照)
高校時代の同級生と同窓会って滅多にないのです。
うちの高校は聞けば少し特殊みたいで
3年間クラス替え、席替え無しの進学校。
HR(ホームルーム)用のクラスとは別に
成績順でレッスンクラスとして分けられてました。
(定期的なクラスで上下何人かが移動する入れ替えするのです)
Jリーグの入替え戦が最近話題に上がりますが、
クラスが落ちるときの
ショックを知るものとして降格の悲惨さは身に沁みて分かります。
修学旅行もありませんでしたし、卒業式は大学の入試日と重なり
(確か上智大学を受けに行き見事に落ちました)欠席。
噂では、一
学年1400人はいるので大人数の卒業式は大変だから
入試日と重ねようとする学校側の意図があったとか・・・
普通の高校生が体験する「
青春の一ページ」みたいなイベントは
何一つなかった気がします。
進学校は皆そんなものでしょうか???
こんな冷めた学校だからかクラスにおける人と人、横の繋がりは気薄かも。
そんな状態での同窓会ですから楽しみにして出かけました
会社の仕事で遅くなったTが駆けつけたのは23時を過ぎる頃。
細身の姿に、真ん中分けで目にかかるぐらい少し長めに伸びた前髪が
学生時代から変わらぬ彼でした
この数年何をしていたか話を聞けば
なんと、なんと!スポーツ雑誌「
Number」に載ったとのこと
これだけでびっくりでした!!!
なんでも、JリーグFC東京の熱狂的なファンの彼が
これまた熱狂的なファンがいる柏との対戦で
(アマラオの引退試合だったかな?詳しくは覚えてません)
熱狂しグラウンドになだれこんだそうです。
これが事件になり、後日の紙面を賑わし、
終いには「
Number」の紙面を飾り、その写真の中に
彼の姿がはっきり載っていたのとのこと。
タイトルは「
暴徒化するサポーター」
スケールでけえ。
僕も夢ですよ、「
Number」に載るのは。
やっぱりTにはまだまだ追いつけない・・・
午前3時を回った帰りのタクシー内で、
その日語った内容を振り返ってみても、
そう思ってしまいました
(続く・・・)